人が豊かに幸せに生きていくためには幼少期に何が必要なのでしょうか。
我々大人は、子どもたちの将来を心配し、先回りの活動を行ってしまう傾向がありますが、本当に重要なのは子どもたちが[生きていく力]を養う事です。
門司こばと幼稚園はあそびの中、特に自由なあそびからその力を育んでいきたいと考えています。
個人活動は家庭でもできますが、集団での保育はできません。
友達と外で元気にあそび、学ぶ中で社会性や適応力を身につけていきます。
IT化が進み、便利になっていく時代にこそ、これまでと変わらない原点の教育を行っていきます。
こばと幼稚園は住宅地の中に立地しております。
しかしながら、坂を上がり園内に一歩入ると、街中とは思えないほどの自然があり、周囲は様々な木々と四季折々の花々で囲まれています。
自然いっぱいの園にはたくさんの虫たちや鳥などが遊びにやってき、子どもたちは虫取りをしたり、観察をしたりして日々季節を体で感じています。
幼稚園には毎日すぐそばに自然があり、季節の移ろいや自然の大事さ、不思議を感じることができ、豊かな感性を育みます。
園庭は坂道・タイヤ・段差など変化に富んだレイアウトになっています。それらの中を日々、はだしで走り回りあそぶことで脳を刺激して発達させ、たくましい心身を育んでいます。
2010年より園庭の一部芝生化にチャレンジしております。
園庭にはブランコや鉄棒、複合遊具など、子どもたちの運動意欲や創造力が発揮できる遊具がたくさんあります。園庭の真ん中には木々を縫うようにツリーハウスが設置されており、子どもたちの憩いの場所になっています。様々な身体活動を通じて、子どもたちは環境に関する適応力や柔軟性、安全に関する感覚を自然と養っていきます。
1年を通して様々な野菜を子どもたちと栽培し、みんなで収穫をします。食べることだけではなく、食のはじまりから終わりまでを体験することができます。
畑は子どもたちのあそび場ともなり、虫を探したり、植物を観察したり、発見にあふれています。近くに田んぼや畑のない場所において、生活の中に畑があることは季節を感じる上でも重要な要素といえます。